いかついっすなー。村八分のスカスカでパンキッシュな感じともまた違う、パワー・トリオ的なブルースロック。ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスやクリームを思い出す感じのあれです。ニューロックの世代特有とも言える日本独特のサイケデリック(もしかしたら本場のソレも混ざってるのかもしれませんが……)をたんまりと吸い込んで縦横無尽に繰り広げられるアンサンブルはただ格好いいの一言。いわゆる『日本のモーターヘッド』的な演奏は「香り」くらいでそこまでフィーチャーされませんが、これはこれでプロト・メタル的なハードロックとして楽しく聴けると思います。ある意味後の人間椅子的な存在と言えるかもしれません。