黒岡衛星の1日1枚1言

この"ブログで音楽の話しかしたくない"がすごい!第一位

Henry Cow / Slapp Happy『In Praise of Learning』('75)

 

なんとなく友人との話題で出たのでスラップ・ハッピーとヘンリー・カウの連名ものを聴いています。こちらはどちらかっていうとヘンリー・カウ主導なんですかね、このあとスラップ・ハッピー側はメンバーを持っていかれて崩壊したりすることを考えると複雑な気持ちですが、それはそれとして作品自体の完成度はとんでもないものがありますね。実験性とポップさがいびつでありながら奇跡的なバランスで成立したロック・アルバム。向こう30年くらいのロックが見る夢を予知していたかのような内容と言えると思います。牧歌的とスリリングって共存するんだ。かっこいいなあー。