黒岡衛星の1日1枚1言

この"ブログで音楽の話しかしたくない"がすごい!第一位

Steve Reich『Phases: A Nonesuch Retrospective (Disc 5)』('06)

 

ディスク5には「マレット楽器、声およびオルガンのための音楽」と「ドラミング」を収録。どちらも初期の代表作という感じでしょうか。ライヒの音楽はマレット楽器の印象が強いと思うので「マレット楽器、声およびオルガンのための音楽」はまさに、という感じ。カラフルで美しく躍動感のあるサウンドはちょっとゲーム『聖剣伝説2』のサウンド菊田裕樹)を思い出したりもしますね。「ドラミング」は一転してストイックな印象の強い音楽。とはいえ初期の代表作に数えられるくらいですし、聴きやすくまたカッコいいです。ここでもマリンバグロッケンシュピールといったマレット楽器が活躍していますね。ボックスセットの〆としてちょうどいい、心地よい楽曲なのではないでしょうか。