久しぶりに聴いたけど強烈です。サムラ・ママス・マンナの鍵盤奏者ラーシュ・ホルメルが来日時に共演したアーティストと制作したアルバム。日本側のメンツも知る人が見れば大変なことになってるわけですが、ラーシュのレコメン・アヴァン・プログレと日本勢のアンダーグラウンド・チンドン・ジャズが掛け算で襲いかかってくる大変テンションの高いサウンドは誰でも楽しめるようなポップさでありながら大変に中毒性が高い。人によっては本当にやみつきになるのではないでしょうか。とはいえSOLAとしては結局この1枚しか出ていないのが悔やまれます。プログレ好きはサムラ本体もいいですが、グレゴリー・アラン・フィッツパトリックの『ビルドサーカス』なんかと並んで押さえておくと楽しいのではないでしょうか。お薦めです。
