黒岡衛星の1日1枚1言

この"ブログで音楽の話しかしたくない"がすごい!第一位

James Chance & The Contortions『Buy』('79)

 

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『ノー・ニューヨーク』(暴威じゃないですよ)ってなんだったのという話でいうと結局「Dish It Out」一曲に尽きるという話になってしまうのですが、じゃあその後にリリースされた今作はといえば、ただシンプルに60年代的なガレージ・サーフとフリー・ジャズとファンクがいいところでミックスされた音楽であって、もうそれって最高じゃん、っていうだけの話のような気がします。ポスト・パンクやノー・ウェーブという意味では当時の衝撃を追体験するのは難しいのかなと思いますが、『カッコいい音楽』としての強度を失ってない、それだけで十分なのかなと。