ソフト・マシーン関連バンドとしてよく名前が上がるバンドのプログレ名盤としてこれまたよく見かける1stでありますが、近年になってようやく聴きました。いやー駄目ですねこんなアルバムをスルーしてたら。リーダーがトランペッターであるからか、マイルスなんかの影響も多分に受けつつ英国特有のジャズとロックがクロスオーヴァーするところを見事に捉えた歴史的瞬間を真空パックしてあります。何気にこの時のギタリストは名手クリス・スペディングなんですね。後のソフト・マシーン組であるジョン・マーシャルとカール・ジェンキンスはこの頃から記名性の強いプレイをしているし、大変に豪華なアルバムであります。あとジャケットがロジャー・ディーン(イエスとかのジャケットで有名なイラストレーター)なのは本当に驚いた。