これもまた久しぶりに聴きましたけどいいですねー。スウェーデンの一大メディア・プロジェクト『ビルドサーカス』にイメージ・サウンドトラックとしてグレゴリー・アラン・フィッツパトリックが書き下ろした楽曲を同郷であり世界にその名を轟かす（？）アヴァン・プログ・バンドであるサムラ・ママス・マンナが演奏した1枚。録音の時期もあって音色の選択などがモダンになっているのが元のサムラが持つ軽さと相まって好みの分かれるところでしょうか。とはいえ、このブルースとは違った泣き所を持つ特有のお祭り感のようなものは普段ひたすらプログレらしいプログレを聴いてきた人の耳にも新鮮に映るのでは。マッツ/モルガンなんかもそうですけど、スウェーデンは逸材多いですね。素晴らしい。
