黒岡衛星の1日1枚1言

この"ブログで音楽の話しかしたくない"がすごい!第一位

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Sentenced『Crimson』('00)

Crimson アーティスト:Sentenced Century Media Amazon 初期はメロデスの代表バンド扱いされる彼らですが、この頃になるとオルタナ的な要素が強く出てきてモダンな(いわゆるモダン・ヘヴィネスということではなく)メタルに仕上がっています。とはいえとこ…

zabadak『12月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。』('92)

Zabadak - 十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。 | Releases | Discogs いちおう上野洋子在籍時の作品ではありますが、内容としては舞踊のために吉良知彦氏が書き下ろしたBGMを改めてザバダック名義に直したものみたいです。ニューエイジ、宅…

the brilliant green『Los Angeles』('01)

Los Angeles Defstar Records Inc. Amazon ブリグリは断然1st派と言ってきたわたくしですけれども、久しぶりに3rdを聴いてみるとこれもまたいいですね。グランジ/オルタナティブの香りをまといつつポップスとして国民的な人気を得ていたというのはなかなか面…

GRUNTRUCK『PUSH』('92)

Push Roadrunner Records Amazon いわゆる『シアトル・グランジ』の隠れ名バンドですね。オルタナティブ・ロックというよりはフットワーク軽めのヘヴィメタルといった感じで、演奏もボーカルもダルながら気合が入っており大変にかっこいいです。やっぱロック…

Conrad Schnitzler『Blau』('74)

Blau アーティスト:Conrad Schnitzler Bureau Bus Amazon 清々しい青一色にシンプルな電子音。夏向きですよこれは。アンビエント・テクノ、エレクトロニカ、チルといった要素をこの時代に内包していることにとにかく驚かされます。当時のドイツってオーパー…

花澤香菜『KANAight〜花澤香菜キャラソン ウルトラリミックス〜』('16)

KANAight~花澤香菜キャラソン ハイパークロニクルミックス~ アーティスト:花澤香菜 アニプレックス Amazon ふと花澤香菜さんのキャラソン「キミをマモリタイ」の話になり、いまオフィシャルで聴ける音源てどっかにあるんかねという話をしていたらこれの2枚目…

Mike Oldfield『Exposed』('79)

Exposed アーティスト:Oldfield Mike 東芝EMI株式会社 Amazon マイク・オールドフィールドの公式ライブ・アルバムとしてはほぼ唯一ですか。とはいえ選曲が当時の最新アルバムだった『呪文』(約80分の宅録組曲)と『チューブラー・ベルズ』(約40分の宅録組…

SION『10+1』('94)

SION 10+1(紙ジャケット仕様) アーティスト:SION テイチクエンタテインメント Amazon いいですね。泣いてしまう。SSWであるSIONのアコースティックな色が強い作品として、代表曲といえるものをいくつか収録しつつ全体的に柔らかい印象。アップテンポな楽曲も…

斉藤和義『ジレンマ』('97)

ジレンマ アーティスト:斉藤和義 ファンハウス Amazon ロックンローラー斉藤和義の最高傑作でしょう。ほとんどの演奏を一人でやったという5thアルバムです。冒頭の「僕の踵はなかなか減らない」から炸裂するイライラとカッティングの嵐。ポップソングには諦…

Conrad Schnitzler『00/44』('93)

00-44 アーティスト:Schnitzler, Conrad Efa Imports Amazon 『Dramatic Electronic Music』ですか。日本ではプログレッシヴ・ロックの流れで知られる、おそらく本国だともっとマッドな印象であろう実験音楽家コンラッド・シュニッツラーによる93年作です。…

V.A.『Silencio = Muerte : Red Hot + Latin』('96)

Red Hot + Latin: Silencio = Muerte [Explicit] The Red Hot Organization Amazon 見かけたら買っているRed Hotのコンピシリーズ。毎度ブラジレイロやアフロ、ジャズなどそういったものをコラボ多めのアーティストがポスト・モダンな解釈で披露するシリーズ…

New Order『Low-Life』('85)

Lowlife アーティスト:New Order Wea Amazon 3rdですか。そういや昔借りて聴いたなーくらいのもんでしたけど、久しぶりに聴き返すといや、かっこいいす。日本人好みのほとんどアニソンみたいなシャバシャバのメロディとマシーナリーなダンスのリズムが変幻自…

V.A.『Devolution (Alternative Rock Classics 1975-1985)』('95)

Devolution 1 (Alternative Rock Classics 1975-1985) by Various Artists, New Order, Pete Shelley, Generation X, Teardrop Explodes, Talki (0100-01-01) 【並行輸入品】 Amazon いわゆる『ポスト・パンク』の時代を切り取ったコンピレーション・アルバ…

ムーンライダーズ『イスタンブール・マンボ』('77)

イスタンブール・マンボ 日本クラウン株式会社 Amazon なんとなく夏のムーンライダーズといえばこれ(謎の夏アルバムとか出してましたが)。シティポップなA面にどんちゃん騒ぎのB面とムーンライダーズならではのひねくれたセンスで仕上げられたアルバムは今…

Polaris『Polaris presents continuity #5 & #6』('05)

Polaris presents continuity #5 & #6 Familysong / Polystar Co.,Ltd. Amazon こう、メンバーやボーカルの感じもあってフィッシュマンズ関連と位置づけしてしまいそうになりますが、ライブの音源を聴くとダブ・ポップよりはもっとグレイトフル・デッド的な…

Vinisius Cantuaria & Bill Frisell『Lagrimas Mexicanas』('11)

Lagrimas Mexicanas アーティスト:Vinicius Cantuaria & Bill Play It Again Sam Amazon いいですねえー。アヴァン・アメリカーナ・ギター奏者のビル・フリゼールと、リオのシンガーソングライターであるヴィニシウス・カントゥアリアによる連名アルバム。空…

The Cramps『Songs the Lord Taught Us』('80)

Songs the Lord Taught Us アーティスト:Cramps ユニバーサル ミュージック Amazon いわゆる『サイコビリー』の元祖として知られるバンドの1stですが、いやちょっとこれは違いますね。音楽性としてはもっとヨレヨレのパンキッシュな感じで、もう少しロカビリ…

THUNDERHEAD『Ugly Side』('99)

アグリー・サイド アーティスト:サンダーヘッド 日本クラウン Amazon 日本盤のギラギラしたジャケも風情があってよいですな。ドイツのヘヴィーメタル・バンドであったサンダーヘッドが解散して、ボーカルのテッド・ブレットがアメリカに帰ってからメンツを集…

Dry & Heavy『King Jammy meets Dry&Heavy in the Jaws of the Tiger』('00)

King Jammy Meets Dry & Heavy: In the Jaws of the Tiger Beat Records Amazon DUBの響きはやっぱ夏っすね。というわけで国産レゲエ・リズム・チームがレジェンドであるキング・ジャミーと製作したダブ・アルバムです。ジャパン meets ジャマイカ to 宇宙で…