おしゃれなジャケット。まあヴィヴィアン・ウエストウッドを引き合いに出すまでもなくパンクっておしゃれな音楽ですしね。年代的にはオリジナル・パンクのアルバムですけど、この頃はとにかくテクより情熱のブームだったわけで、振り返ってみて残るのはとにかく曲の良さだったりしますよね。やんちゃなのはそれはそれで可愛らしいんですけど、このバンドはどこか大人ぶった陰りがあって、それが楽曲の魅力としていかんなく発揮されてるのがいいですね。UKといえばどこまでもUK、って感じの憂鬱そうな表情が目に浮かぶ。あとこのバンドはパンクにしてはギターがかなりヤるタイプというか、切れ味が良くてそれがまたいい感じです。ちょっとウィルコ・ジョンソン(ex-Dr. Feelgood)みたい。