そういや有名だけど聴いたことないなと。題名もジャケットもひどいですが、内容もまた『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(ザ・ビートルズ)のパロディということでところどころ元のビートルズを思わせるようなサウンドも聴こえつつ、サイケなようでいて当時流行っていた本物たちには鳴らせないようなタイプのアート・ロックをやっています。これはたぶん英語分かったほうがおもろいんやろなー、と思いつつ、曲名からしてあまり深入りしないほうがいいかな、という気持ちに。アルバムとしては3枚目らしいですが、そんな初期からこんだけの諧謔とテクニックを持ち合わせた音楽をやっていたのは流石というかなんというか。最初の1枚、っていう感じじゃないんでしょうけど愉快なアルバムです。