多分に漏れずOZからの流れで手に取ったわけなんですが、初めて聴いたときこそ2ndくらいまでのOZとの差異に戸惑ったのですけど今聴くと全然これは3rdからの流れとして自然ですね。なるほどディケイドを跨いだのだなという80年代的なセンスとハードでありよりシャープさを増した歌唱はロックンロール色の強かった末期OZ(ダジャレじゃないですよ)からの自然な進化だなと。またジョージ吾妻のギターが弾きまくっててかっこいい。『アメリカン・ロック的な』という枕のつくことが多いアルバムだと思いますが、そういう言葉の持つカラッとした感じよりはやはりヘヴィ・メタルかなというサウンド。やはりマキさんの音楽はかっこいいですね。