なんとなく名前こそ存じていたもののまともに聴いたことがなかったのですが、可愛いジャケットにつられて購入してみました。60年代のリアルなサイケを知る男、メイヨ・トンプソンによるライフワークであります。なるほどリバイバルではないリアルを知る人間ならではのヨレ感と、モンド・ラウンジブーム以後の90年代的なアナログシンセ使い、ソニック・ユース的なノイズが重なってどこまでもテキトーな宇宙が広がっております。面白いが深淵。この音楽からメッセージを受け取るのは難しいかもしれませんが、デザインとしては大変に優れたもののように思います。聴けてよかった。
