Anekdoten『Gravity』('04)

Gravity

つくづくいいバンドだなと感じている次第です。90年代、というかデビュー当時の『グランジーな（キング・）クリムゾン』という評価からゼロ年代に入りそのヘヴィネスはポストロック、ポストメタルなどの普遍として馴染み、70年代レトロ的なサイケデリアもあくまで質感はモダン。この時期ならずともありがちな『プログレのためのプログレ』に終始しない、表現としてのプログレッシヴであり歌心を感じるものであります。いいなー。