プログレらしからぬ(?)おしゃれなジャケットです。フランスの電子ジャズロック・プロジェクトによる2nd。同じくフランスのリシャール・ピナス(ex-エルドン)が参加しているからか、シンプルな電子音とサックスの反復の中にもキング・クリムゾン的(というかロバート・フリップ的)な攻撃性を顕すことに成功していて大変かっこいいです。当時の前衛ということで今となっては凡庸かといえば全くそんなことはなく、後発のない発明を時の流れによる臭み抜きによって味わえる最高の状態なんじゃないかと本気で思います。今ですね。お勧めです。