エグいっすなー。もともとバンドのメンバーでもあったヴァイオリニストによるザッパ・ナンバー集ですけれども、アレンジがそもそもザッパ本人、ザッパ・バンドのメンバーまでも参加してほとんどフランク・ザッパのオリジナル・アルバムのごとし。それでも明らかに毛色が違うのは本人の不在からなんでしょうかね。カンタベリーのようでもありレコメン系のようでもあり。ザッパ本家だとそこまで感じないプログレ感がめちゃくちゃ強いです。最近聴いてたヘンリー・カウとかにも全然負けないな……。本家ザッパあってのものかとは思いつつ、ここから入るのも全然いいんじゃないかなと思った次第です。ジャケは絶妙。