ニール・ヤングのデビューから10年を記念した（？）ベスト・アルバム。当時アナログ・レコード3枚組というボリュームで発表されたわけてすけど、バッファロー・スプリングフィールド、クロスビー, スティル・ナッシュ&ヤングそしてクレイジー・ホースにソロと散らばった中からジャストな選曲をしてくれたナイスな編集盤であります。シンプルな弾き語りからアーシーなフォーク・ロック、90年代のオルタナに通ずるようなエグいファズの効いたロックまでニール・ヤングというパーソンとそのソングライティングを柱にして繰り広げられるさまは圧巻です。個人的に「Only Love Can Break Your Heart」が入ってないのが残念なんですがまあそれ以外は満点でしょう。「Cinnamon Girl」のエグいギターに震える。
