アートワークがかわいい1stアルバム。1986年発表ということで音の感じがテクノポップよりというか、シンセの音なんかにあの時代っぽさがあって、そのキッチュな音色にアコーディオンやなんかの生音も交えながらワン・アイデアのひねくれポップ・ソングが19曲から一気になだれ込んできて、まさにジャケットに描いてあるような不思議でかわいい、ちょっと怖い感じの世界に連れて行かれます。これは楽しい。整合感というか、キャラの立ち方では次作に軍配が上がるかなと思わなくもないのですが、これもこれで若さを感じられていいと思います。短くていい曲が沢山入っているのっていいよね。