再結成前のブルータル・トゥルースで一番好きかなというセカンド。前作でのノビノビとエクストリームを謳歌するような姿勢もかっこいいのですが、そこからスッと転身してSEなんかを多用するサイケ(当時の)なグラインドコアという唯一無二な存在感を放ってます。演奏そのもの(特にドラム)のエキサイメントはメロコアなんかともそう遠くないと思うのに、サイレンの音は怖えーし歯医者みたいなシンセの音するし……。金字塔とされる次作よりも野心と邪心のバランスがよく、エクストリームにしたってここまでピュアに暴力を描けるのか……という戦慄の1枚です。個人的には次作よっか怖い。