もうこの辺りのコンピも歴史的資料になりつつあるんでしょうかね。2001年というタイミングで編まれたメジャーとインディーズの真ん中に居るような人らを集めたコンピレーションアルバム。当時を代表するような面子の、今となっては入手の難しいレアトラックが満載とあって好き者には避けて通れない作品です。インディーズ時代のビート・クルセイダース若いなー。いかにも当時のミクスチャーロックという感じの曲もある一方で、さかなや54-71、Ahh! Folly Jetなんかは今でも探してる人がいる音源なんじゃないでしょうか（BOaTなんかも名盤『RORO』の時期ですね）。しかしモーサム・トーンベンダーは当時からエンジンが違うというか、一段上の感じがあるな……。いや、いいアルバムです。わりとその辺で見かける割にお宝度は高い。おすすめです。
