そういえば持ってたなと思って聴き返してるんですけど、やっぱジミー・スミスは最高ですね。オルガンの音は古びないし（まあ個人的にプログレやハードロックで馴染みがあるからかもしれませんが）ファンキーな演奏はエキサイトメントに満ちていてググッと盛り上がれる。あと今作はオルガン/ギター/ドラムスのトリオ編成なんですけど、ギターがケニー・バレルなんですな。ドラムのグラディ・テイトも含め（要は『ザ・キャット』のベース抜きなのか）丁々発止の言葉が似合うようなやり取りが楽しい。そういやタイトル、これまあ普通に『ストリートのオルガン弾きがスウィングするぜ』みたいな感じなんでしょうけど、『内臓がめちゃめちゃになるくらいスウィングさせてやるぜ』みたいなダブル・ミーニングだったりしないのかな。デスメタルの聴き過ぎか。
