英国カンタベリー・シーンを代表するバンドであるキャラヴァンの、リチャード・シンクレアが抜けた1980年作です。そんなわけで世間的な評価は他作品と比べると高くないのかもしれませんが、個人的にはかなり気に入りました。このバンドならではの柔らかな雰囲気とポップソングとしてのクオリティはそのままに、AOR的なメロつきが加わってこれがまたいい感じ。少なくともバンドのファン、並びにカンタベリー愛好家が聴いて損をする作品ではないかと思われます。いやー、いいなあ。美しい歌をポップなアレンジで歌う、本当にそれだけの(であるからこそ難しくもある)良さがあります。けだし名バンドですな。
