邦題『渚にて…』ですか。UKのギタリスト/フォトグラファーながらムーンライダーズのメンバーなどの手を借りて日本で録音をした作品、とのことですがこれはヤバいですね。まず全体的に夢見心地、というか明らかにイッちゃってる感じのアンビエントな音像が印象的。無限にトバされるようなエコーがもういっそ怖い。グレイトフル・デッドのアンディ・ガルシアや山本精一なんかを思い出すようなとろっとろのサイケ・ギターはしかし他にない質感で、あと例えるならなんでしょうね、ヴィンセント・ギャロの音楽活動なんかとも近いような何か違うような。それにしても美しい時間が流れるアルバムですことよ。これは名盤としか言いようがないですね。お薦めですが、取り扱いは注意で。
