1stです。どんなだったかなと久しぶりに聴き返しましたが、非常にカッコいいですね。ジャズが基礎にある高い演奏力をベースに、あくまでサイケ・ロックとして歌心を届ける姿は後のインスト・バンド化した作風では味わえないもの。キャラヴァンもそうですが、1stにして完成しています。今作だけで脱退してしまうケヴィン・エアーズですが、さながらピンク・フロイドのシド・バレットと言いますか、フロントマンとしてのカリスマを遺憾無く発揮しております。たとえばプログレッシヴ・ロックとしてやバンド全体の好みからはほかのアルバムが代表作として挙がりやすいですが、決して若書きの作品と侮れない名盤だと思います。バンドのパブリック・イメージであるファズ・ベースとオルガンもこの頃から健在。お薦めです。
