1980年代、ピーター・ハミル久々のバンド結成ということで話題になった(であろう)Kグループ名義での1985年にリリースされたライブ・アルバム『ザ・マージン』、に2002年になって当時の別公演『+』を加えたものになります。シンプルな弾き語りも多いピーター・ハミルですが、今作ではギター2本にベース、ドラムというフォーマットで気持ちよくロックンロールしております。とはいえそこはプログレ・アーティストとしても知られる(別に自分で名乗ってるわけではないですが)彼ですから、本編ラスト「フライト」は20分に渡って孤高のステージングが繰り広げられたり、聴き応えもありすぎるくらいにあります。いくらボーカリストとして優れていても弾き語りばかりはちょっと……というタイプ(僕も昔そんな感じでした)はこちらのほうが馴染み深いのではないでしょうか。非常にカッコいいです。お薦め。
