黒岡衛星の1日1枚1言

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Antonio Sánchez『Three Times Three』('15)

Three Times Three

Three Times Three

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映画『バードマン』の翌年ですか。ジャズ・ドラマーであるアントニオ・サンチェスが名うての実力者たちとともにトリオ編成にこだわったアルバムです。最初の3曲はブラッド・メルドーとマット・ブリューワーをフィーチュアしたピアノ・トリオ。次の3曲がジョン・スコフィールドクリスチャン・マクブライドをフィーチュアしたギター・トリオ(というとギター3名っぽいですがそうではなく)、最後がジョー・ロヴァーノとジョン・パティトゥッチをフィーチュアしたサックス・トリオで、それぞれに形の違う達成を吹き込んでいます。個人的にギター・トリオという形式が好きなのと共演者がどちらも好きなので2番目の編成にどうしても惹かれてしまいますが、とにかくどれもすばらしい。アントニオ・サンチェスというオーガナイザーあっての美しいアンサンブルの形が三者三様x3で楽しめます。編成の違いが楽しめるという点でアソートめいて初心者にも優しく、またブラッド・メルドーの変態的なプレイを始めとしてジャズ上級者にも聴き所の多い一作だと思います。お薦め。