菊地成孔がソロ・アルバム『南米のエリザベス・テイラー』をライブで再現するために結成したモダン・ラテン・オルケスタ、ぺぺ・トルメント・アスカラールの1stアルバムであります。贅沢!ひたすらに優雅。ストリングスとハープの甘やかな響きの上で菊地成孔の甘口なサックスが踊ればなるほど『伊達男たちの砂糖漬けの拷問』というグループ名そのもの。収録時間こそ60分強ではありますが、ディスク2枚に渡ってたっぷりと堪能できます。2つの組曲『キャバレー・タンガフリーク』、『ヴィオラ・トリコロール』はどちらも前衛的な趣を持つものですが、一方でたとえば音量を少し下げてやって日常のBGMとすることも可能かと思います。ジャズがクラシックが、というのではなく万人にお薦めしたいグレイトな仕事。やっぱ菊地成孔好きだなー。
