人生で初めて買ったプログレ・アルバムであります。Zizz Studioなどゲーム/アニメの仕事でも知られる大山曜によるソロ・ユニットの2ndアルバムとして、初期マイク・オールドフィールドに影響を受けた多重録音のプログレッシヴ・ロックをやっているわけですが、何なんでしょうねこの独特の清涼感というか清々しさは。初期からずっと『癒やし』というテーマと並行して語られがちな音楽性は後にアコースティック・スタイルなどにも繋がっていくのですが、今作や次作は時代性のある、デジタル寄りのフュージョン・サウンドなんかもチラホラ顔を出したりも。それでいてダサくならないのは真に時代の風化に耐えうる作品を作ることに成功したという証でしょう。いわるゆクラシカル・ロックとしてのプログレがよくわからんかったという人にも触れてみてほしい名盤です。上野洋子(ex-zabadak)のゲスト参加もアツい。
