黒岡衛星の1日1枚1言

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Buffalo Daughter『New Rock』('98)

 

New Rock

New Rock

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バッファロー・ドーター、初期の名盤として知られる作品です。どうにも当時の最先端は今聴くと古く感じてしまうことも多いわけですが、今作はそのユニークさでもって今なお新鮮に聴けるように思います。リリースがグランド・ロイヤルということもあり生バンドのヒップホップ風でありつつ、一方で当時のポストロックを思わせるようなジャーマンロックなどの影響も感じさせる欲張りな仕上がりはたとえばこの頃のコーネリスなんかにも通ずるのではないでしょうか。後に電子音によるトランシーな表現へと移行していくことを考えると、この時期にしか現れない音楽だったのかなという気もします。サンプリング的な音楽ではありつつ、ポスト渋谷系というのとも決定的に違う面白い作品でした。