いやー名盤です。買った当初はフュージョンぽいサウンドメイクとそもそもパット・メセニー的なものが苦手で敬遠していたのですが、色々巡ってから戻ってくるとなるほどこれは凄いと平伏いたしました。いわゆるプログレッシヴ・ロックと呼ばれる中でもあまり他に類を見ないアトモスフィアがあり、強いて言うならzabadakやAsturiasに近い(Asturiasはフォロワーというのもあるでしょう)んですが、なんでしょうねこの新月みたいなわかりやすい和の要素はそこまでないのに日本を強く感じさせる感じは。そういったものも相まって、技術のための技術に終止しがちな音楽の中で高い技術を擁しながらあくまで人間的な表現として仕上がった『ロックの名盤』として今作は今なお特別な存在感を持ちうるのだと思います。久々に聴いたけどとても良かった。
