いわゆるプログレ・メタルというやつですか。元メガデスのクリス・ポーランドが組んだバンドによる唯一作です。ギターのアプローチはフュージョン色こそ強いもののもっと神経質というか独特のダークなアトモスフィアを感じさせ、やや線が細く噛みつくようなヴォーカル(偶然でしょうがちょっとデイヴ・ムステインからの流れも感じます)と相まって非常にあの頃のメタルといいますか、それもドリーム・シアターの『アウェイク』が翌年に出ていることを考えるとかなり早い作品だったのではないかと思われます。元メガデスと思って聴くにはしんどいかもしれませんが、ネガティヴ&ダークながら引き込まれる力ある作品ですのでメタルを心で感じられる人はぜひ。90年代のラッシュとかそれこそドリーム・シアター『アウェイク』が好きな人はマストでしょう。
