代表作ということでいいんでしょうかね。ジャズ・ベーシストによるリーダー作ですが、パット・メセニーとビル・フリゼールというインパクト大のギタリスト2名に加えドラムもジョーイ・バロンという筋金入りのアヴァンギャルド系。作品によってはフリージャズ系の暴力的なプレイも見せる彼らですが、ここではあくまでジャケットやタイトルの通りの和み系アメリカーナ・フュージョンをプレイしています。やっぱこう、蒸し暑い夏には音楽だけでも涼やかなものが聴きたくなりますねという。ちょっとポスト・ロックの香りもしますか。いいですね。最初に聴いたときよりどんどん良くなってきている気がします。長く付き合える1枚ではないでしょうか。お薦めです。