黒岡衛星の1日1枚1言

この"ブログで音楽の話しかしたくない"がすごい!第一位

Plastic Tree『Plastic Tree』('24)

 

まさかのここに来てセルフタイトルでビビりましたが、普通に最高傑作ですね。彼らからすると特別な気合を入れてできた作品ということもないそうですが、それだけバンドがいい状態にあるということなんでしょう。前作(『十色定理』)は『全曲シングルカットできるような』ポップ・アルバムでしたが、今回はアルバム単位で1つの作品ですという感じ。勝負曲的なリードトラック「メルヘン」がラス前に来るのもこうぐっと来ますね。それこそメルヘンチックな悲しみを歌い続けて30年、たいしたバンドです。