黒岡衛星の1日1枚1言

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小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』('93)

 

犬は吠えるがキャラバンは進む

犬は吠えるがキャラバンは進む

  • アーティスト:小沢健二
  • EMIミュージック・ジャパン
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思ったより変なアルバムだった。ずっと昔に『LIFE』は聴いたことがあって、こちらもそういう感じなのかな、と思っていたのでだいぶ驚かされた。一曲が長い。ベースの音がでけえ。しかしなんというか、ファンキーかというとまた違うような、いかにも日本のこの時代の感じであり、昔のピチカート・ファイヴとかもこんな感じといえばこんな感じか……?という。しかしまあ、最後の曲だけ妙にストレートにフリッパーズ・ギターぽいのはなんなんだろう。不思議なアルバムだ。サブスクに無いけどいい感じに高騰することなく買えてよかった。あとは『ヘッド博士の世界塔』か……プチプレミアで厄介なんだよなあ。