yumboのリーダーによるソロ・アルバムだけれども、一聴して強烈なRobert Wyattぶりに驚くんじゃないだろうか。日本語詞を貫くyumboとは違い、英詞であることにも。しかし、ただひたすらに朴訥であり、さみしく、けれどどこかそこにはやさしさがあって、とにかくいい『うた』であるということが伝わってくる、こんなにわかりやすくすばらしいアルバムもまたなかなか無いと思う。yumboがすばらしいのと同じくらいすばらしいアルバムだし、このアルバムを気に入るのであればyumboも気にいるんじゃないかっていう、そういう幸せなソロ・アルバム。