DOIMOI『Material Science』('12)

Materials Science

10周年ということでデラックス・エディションを出してほしいほどの名盤。確か『エモーティブ・ナード・メタル・バンド』と自身で名乗っていたと思うのだけれども、ヘヴィメタルのカッコ良さとエモ、インディー・ロック的な風通しのよさを兼ね備えて、どこまでも『真っ直ぐでカッコいいロック』をひたすらセンスよく作り上げたアルバム。ギターのチューニングは低く、ドラムの手数は多く。オルタナティブなロックの、いやロックの名盤としてフー・ファイターズなんかと同列に聴かれたらよい。