こう、ちゃんとしたソロは初めて聴いたのだけれども、この人が『ムーンライダーズのドラマー』だったのはやっぱり不思議というか、もちろん、この人が居てこそのムーンライダーズ、あの6人でこその、という話ではあるのだけど、やっぱり所謂ロック・ドラマーの印象とはあまりにも違って面白いなあと。今作は一言でまとめるとヨーロッパ趣味の上品で美しいポップス集。という感じになるのだけれど、かしぶちさん自身の歌唱とか、やっぱりムーンライダーズのアルバムでよく聴いた声で、なんか本当に不思議な気持ちになったりする。あとすげーどうでもいいけどかしぶちさん、関ジャニ∞の大倉忠義くんに似てない?ドラマーだし。